2010年4月30日放送
糖尿病~治療法の新しい展開~
長崎大学病院生活習慣病予防診療部 / 准教授 川﨑 英二
糖尿病はインスリンという血糖値を下げるホルモンの作用不足によっておこり、放っておくと合併症が忍び寄ってくる病気です。最近、血糖値に応じて体内のインスリン量を調節する新しいタイプの糖尿病治療薬が注目を集めています。
食事を摂ると消化管の特定の細胞からインクレチンというホルモンが分泌され、それが膵臓に働いてインスリンの分泌を促します。そこで、このインクレチンの効果を持続させて糖尿病を治療しようという新しいタイプの糖尿病治療薬が開発されました。