2020年10月9日放送
【腰・下肢の痛み】腰部脊柱管狭窄症 症状と診断
長崎百合野病院 病院長補佐兼整形外科部長 / 安達 耕一
腰部脊柱管狭窄症は高齢者の下肢の痛みの原因となる代表的な病気です。この病気にかかると、長い距離を連続して歩くことができなくなります。腰部脊柱管狭窄症は加齢や労働・あるいは背骨の病気による影響で起こりますが、最も多い原因は加齢です。初期段階は痛みやしびれといった症状が軽く、日常生活にそれほど支障はありませんが、悪化とともに連続して歩ける時間・距離が短くなっていきます。足の痛みやしびれを感じたら、かかりつけの整形外科を受診してください。